物理じゃなく数学だよね
引きこもり系だけど本は読むようにしている。
自分に言い聞かせているのは、ある方向に偏った本であれば必ず逆のものも読むということ。
たまには書評なるものをしていいのかなと思い、この本についてブツクサ言いたい。
基本的に高校生でも理系選択している人、大学生・社会人であれば読んで損はないと思う。著者は予備校の講師だけあって学術的部分とそれを実践した結果を洗いざらい(?)話したものと感じた。
難点はこの本が書店では物理学のコーナーにおかれることだろうと思う。書店員の人が読んでいただければ、これは投資のコーナーにおいたほうが売り上げが上がると思うなぁと
閑話休題、読んで損がないという理由は○○のファイナンスとかファイナンス数学というを若干混じらせるが、ここは読み飛ばしていいというところ。数式に抵抗がある人を前提に執筆していると思う。
唯一指摘するならば、金持ち父さん貧乏父さんが指摘している資本主義の仕組みと日本の将来をどのように考えているか、読んでいくうちに物理ではなく、数学の延長が物理・化学に繋がると感じた点だと思う。
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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物好きの中高生がこの文書を読んだら、数学や物理が理解できないのは教員のせいだと思ったほうがいい。あるいは、小・中学校での数学理科の段階で解き方と理解を勘違いした結果だと思う。
で、教員に数学や物理の本質を質問したらいい。キチンと解答できる人は信用できる人だよ。※これを知って何か役に立つんですかは除く。
細かいことを書きたいが、めんどくさくなったので今日はこれで御開き。
気が向いた時にこの続きを書くとしよう。